2019年11月14日木曜日

冬眞近かなる秋

冬真近かなる秋
一人住まいの生活
来月が師走とは信じられず
師走の後にくる正月
人恋しく
兄弟の集合に希望をつなぐ

一人の友がたまにやってくる

何故かフランスパンを抱えて
何故か遠いところ    
何故か遠いところ
夢をはせて
私と同じか

晩秋

花開く春を
遠い思い出として
色ずく秋の色
グリーンの変貌は
花開くより激しく
景色を変えた
里山も遠目に色づき
バスからのビューアを
美しく飾る
赤と黄色の鮮やかさが
秋の命か
図抜けた色
それが散るとき
冬になるか

去り行く時間

バスに乗ると
僕は自由を獲得する
暫く何もしないでいられる
窓辺から見える風景が
流れ去る時間を象徴する
春夏秋冬
目くるめくローテーション
僕なんて大したことも出来んさ
と 独りごちる
去り行く時間の堆積
その眺めがいいとも悪いともいえぬ
しかし
量はかなりあるな

2019年11月5日火曜日

夏の一日

外気の熱気水銀柱を上げ
内気の熱気水銀柱を下げ
温度差何度だろう
室内は居心地良し
 
そんな時
友が遠方よりやってきて
玄関でスイカを下げ
笑ている

大玉のスイカは二つに割れ
細胞分裂した
一つを冷蔵庫にしまう
冷たくなったスイカ何年ぶりだろう
ひょっとすると十年以上か
かぶりつくスイカ一つ
二人では大き過ぎた

夏の光

夏の日射しに葉の表を光らせ
葉の色判別しかねる
夏の日射し強く
昔の夏の風景を思い出す
旅に出た山や半島や島
其処ではバリエーションある光あり
そうゆう所を歩いた
そこで響くは静寂さか
あるいは蝶の羽音か

閉店

つらつら
つらつら
と
アパートの一室
飽きると部屋を出る
コンビニのコーヒー飲みに
(自前のもあるけど)
朝晩に一番星一等星を見かける
たまに通行人に会釈をする
お早う 今晩は
そのコンビニが
閉店となる
その半額セールより
開店を続けて貰いたかった
店の人たちは
何故か楽しそう
うきうきと
何か僕は見落としたか
うっかりと

雨

雨が降るときの空を見たことがなかった
其れに気ずき
盲点ばやりの世情に気ずく
意外性をしきりと強調する人々
クリエイティブな話をしたい人のコンセプト
普通では済まさせない
なんとロスの多い国だろう
ざわざわと