私の詩文庫
2019年11月23日土曜日
春夏秋冬
春
自然が芽吹き
花弁が開き
蝶が舞う
カメラ持ち出し
チャンスを狙う
夏
日はカンカン照り
日傘なしでは
外出無用
秋
空気が澄み
奈良の都を思い出す
冬
中央線に乗る
凍てつく山波美しき
立ちはだかる山波よ
鉛筆のような人形
紫煙の部屋
アンティークな部屋
詩人は煙草を燻らせる
グリーンの中の青空
ここが大都会の中か
青空の地に高層ビル群が図となる
豊かな緑が首を絞める
そして噎せかえる
薄暗がりの握手
公園の中の浮浪者と
美女が握手をする
薄暗がりの中
鉛筆のような人形
薄暗がりの中の美女は
鉛筆の様な人形であった
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