2018年12月11日火曜日

山紫水明


        
        
小高き山々連なり 
谷の中央に道路あり 
紫の霞たなびく 
御寺が腰を据える 
2街道を結ぶ道路をひたすら走る 
御寺より遠望すれば 
霞たなびき 
水清くして淡水魚を食す 
杯を交わす程酔いが廻り 
竹細工の器数有りて 
囲炉裏愉快なり 
竹薮深くして 
そのざわめきフルートの響きに似て 
帰路の車のなかに持ち込まれた