秋の日
今日は秋の日
一日一日秋が深まりつつ
今日は秋の日
空気はひんやりして冬まじか
太陽光線が肌を刺す
未だに紫外線が肌を刺す
未だに紫外線が強い一日
今日看護学生が来てくれた
マンネリ化した一日が消えた
秋の蝉
晩夏あるいは初秋
蝉が鳴く
目の前のプラタナスの幹に
へばりつくかヒグラシが
夏からたすきを渡された
アンカーだ
ふとプラタナスの遥か向うを思う
日本の象徴フジヤマが
腰を据えてるはずだ
その右手に夕焼けの里がある
そのあたりに今住んでいるらしい
今に時を移せば
蝉の鳴かない世界に生きる
夕焼けはあっても