私の詩文庫
2019年1月25日金曜日
秋の蝉
秋の蝉
晩夏あるいは初秋
蝉が鳴く
目の前のプラタナスの幹に
へばりつくかヒグラシが
夏からたすきを渡された
アンカーだ
ふとプラタナスの遥か向うを思う
日本の象徴フジヤマが
腰を据えてるはずだ
その右手に夕焼けの里がある
そのあたりに今住んでいるらしい
今に時を移せば
蝉の鳴かない世界に生きる
夕焼けはあっても
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