2019年8月14日水曜日

冬と夏

冬に期待するもの
精粋さと言葉にしてみた
まるで雨で汚れ落ちした
空気を求めるよう

昔々白馬岳に登った
登山口から2時間でついた
大雪渓の空気がそれか
 
大雪渓にはクレパスあり
落石あり
頂上に着き山小屋あり
そこで落石による訃報をを聞いた

幼き少年は笑っているだけだった

浜にてのおしゃべり
二人での会話が途切れる

つゆとも気づかず

凪の持つ静けさ
赤道直下における


先行き待つものは?

難破船

アパートの一室
たまに外に出て
外気と馴染む
三等船客の住人は
近くのコンビニの常客だ
国の行く末なんて文字化できない
見上げれば電線が青空を二分し
上が八分で下が二分だ
いつも気になる電柱
無くなることは永遠にない

この辺は郊外だ
青空と曇りの数をたしても
365日にならない
その他の日、雨雪
その日がきつい
しかし雨は何かを流してくれる
雪は綺麗だが
貧相だ

ふと故郷を思えば
青空が広い