一輪挿しがトイレを飾る
床の間に花を生ける
庭にドウダンの花が鈴なり
生垣には花のマチエール
カーポートにはお天気草が咲く
花が語る
花が語る
花の持っているシチュエーション
ある時盲腸炎で入院した
部屋の隅が花で飾られる
目の前に
目の前に
花がある
昔昔老人が灰をまいた
花を支えるカリウム
またある時庭で新聞を燃やした
バラの根元に灰をまく
咲き乱れていたバラが
清楚な感じになり
忘れるころ咲いていた
2019年11月27日水曜日
2019年11月23日土曜日
2019年11月14日木曜日
スピン
夕焼けの里で
朝焼けを見た
オレンジ色に照り映えて
雲が光る
横から入る光は
家々を輝かせた
そして午後一時くらいから
私の部屋は温まる
太陽エネルギーの
強さを悟る
テレビでは
原発反対の
シュプレヒコールが上がる
この国のエネルギーは
この先どうなるのか
日が変わる
例えば今日明日の違い
それも太陽系内の
地球の自転によるか
闇が迫れば
夕焼けを残して
太陽が消える
宇宙船地球号は
スピンしていた
朝焼けを見た
オレンジ色に照り映えて
雲が光る
横から入る光は
家々を輝かせた
そして午後一時くらいから
私の部屋は温まる
太陽エネルギーの
強さを悟る
テレビでは
原発反対の
シュプレヒコールが上がる
この国のエネルギーは
この先どうなるのか
日が変わる
例えば今日明日の違い
それも太陽系内の
地球の自転によるか
闇が迫れば
夕焼けを残して
太陽が消える
宇宙船地球号は
スピンしていた
ハイスクール時代
人が青春時代と呼ぶのは
何時の事だろう
私はハイスクール時代をそう呼んでいる
スポーツに熱中し
やけに広い青空があった
ジャスパージョーンズのハイスクール時代という作品が
あった
それがユーモラスなobjで
たびたび思い出す
それはブロンズなんだが
靴のつま先部分に丸い鏡が埋め込んであった
何故か誰かがやっていたような気がする
何時の事だろう
私はハイスクール時代をそう呼んでいる
スポーツに熱中し
やけに広い青空があった
ジャスパージョーンズのハイスクール時代という作品が
あった
それがユーモラスなobjで
たびたび思い出す
それはブロンズなんだが
靴のつま先部分に丸い鏡が埋め込んであった
何故か誰かがやっていたような気がする
冬眞近かなる秋
冬真近かなる秋
一人住まいの生活
来月が師走とは信じられず
師走の後にくる正月
人恋しく
兄弟の集合に希望をつなぐ
一人の友がたまにやってくる
何故かフランスパンを抱えて
何故か遠いところ
何故か遠いところ
夢をはせて
私と同じか
一人住まいの生活
来月が師走とは信じられず
師走の後にくる正月
人恋しく
兄弟の集合に希望をつなぐ
一人の友がたまにやってくる
何故かフランスパンを抱えて
何故か遠いところ
何故か遠いところ
夢をはせて
私と同じか
晩秋
花開く春を
遠い思い出として
色ずく秋の色
グリーンの変貌は
花開くより激しく
景色を変えた
里山も遠目に色づき
バスからのビューアを
美しく飾る
赤と黄色の鮮やかさが
秋の命か
図抜けた色
それが散るとき
冬になるか
遠い思い出として
色ずく秋の色
グリーンの変貌は
花開くより激しく
景色を変えた
里山も遠目に色づき
バスからのビューアを
美しく飾る
赤と黄色の鮮やかさが
秋の命か
図抜けた色
それが散るとき
冬になるか
去り行く時間
バスに乗ると
僕は自由を獲得する
暫く何もしないでいられる
窓辺から見える風景が
流れ去る時間を象徴する
春夏秋冬
目くるめくローテーション
僕なんて大したことも出来んさ
と 独りごちる
去り行く時間の堆積
その眺めがいいとも悪いともいえぬ
しかし
量はかなりあるな
僕は自由を獲得する
暫く何もしないでいられる
窓辺から見える風景が
流れ去る時間を象徴する
春夏秋冬
目くるめくローテーション
僕なんて大したことも出来んさ
と 独りごちる
去り行く時間の堆積
その眺めがいいとも悪いともいえぬ
しかし
量はかなりあるな
2019年11月5日火曜日
夏の一日
外気の熱気水銀柱を上げ
内気の熱気水銀柱を下げ
温度差何度だろう
室内は居心地良し
そんな時
友が遠方よりやってきて
玄関でスイカを下げ
笑ている
大玉のスイカは二つに割れ
細胞分裂した
一つを冷蔵庫にしまう
冷たくなったスイカ何年ぶりだろう
ひょっとすると十年以上か
かぶりつくスイカ一つ
二人では大き過ぎた
内気の熱気水銀柱を下げ
温度差何度だろう
室内は居心地良し
そんな時
友が遠方よりやってきて
玄関でスイカを下げ
笑ている
大玉のスイカは二つに割れ
細胞分裂した
一つを冷蔵庫にしまう
冷たくなったスイカ何年ぶりだろう
ひょっとすると十年以上か
かぶりつくスイカ一つ
二人では大き過ぎた
夏の光
夏の日射しに葉の表を光らせ
葉の色判別しかねる
夏の日射し強く
昔の夏の風景を思い出す
旅に出た山や半島や島
其処ではバリエーションある光あり
そうゆう所を歩いた
そこで響くは静寂さか
あるいは蝶の羽音か
葉の色判別しかねる
夏の日射し強く
昔の夏の風景を思い出す
旅に出た山や半島や島
其処ではバリエーションある光あり
そうゆう所を歩いた
そこで響くは静寂さか
あるいは蝶の羽音か
閉店
つらつら
つらつら
と
アパートの一室
飽きると部屋を出る
コンビニのコーヒー飲みに
(自前のもあるけど)
朝晩に一番星一等星を見かける
たまに通行人に会釈をする
お早う 今晩は
そのコンビニが
閉店となる
その半額セールより
開店を続けて貰いたかった
店の人たちは
何故か楽しそう
うきうきと
何か僕は見落としたか
うっかりと
つらつら
と
アパートの一室
飽きると部屋を出る
コンビニのコーヒー飲みに
(自前のもあるけど)
朝晩に一番星一等星を見かける
たまに通行人に会釈をする
お早う 今晩は
そのコンビニが
閉店となる
その半額セールより
開店を続けて貰いたかった
店の人たちは
何故か楽しそう
うきうきと
何か僕は見落としたか
うっかりと
雨
雨が降るときの空を見たことがなかった
其れに気ずき
盲点ばやりの世情に気ずく
意外性をしきりと強調する人々
クリエイティブな話をしたい人のコンセプト
普通では済まさせない
なんとロスの多い国だろう
ざわざわと
其れに気ずき
盲点ばやりの世情に気ずく
意外性をしきりと強調する人々
クリエイティブな話をしたい人のコンセプト
普通では済まさせない
なんとロスの多い国だろう
ざわざわと
2019年11月4日月曜日
暗雲
友人と散歩せし折
南の空に暗雲立ち込めし
その黒々とした雲は
不吉な事の前兆か
最近世情怪しきにて
一層思いはつのりし
雲の黒い色は
一種異様な色なり
まるで黒い雨でも降りそうな
夕焼け鮮やかなこの地にて
明日はどうゆう天候なりや
南の空に暗雲立ち込めし
その黒々とした雲は
不吉な事の前兆か
最近世情怪しきにて
一層思いはつのりし
雲の黒い色は
一種異様な色なり
まるで黒い雨でも降りそうな
夕焼け鮮やかなこの地にて
明日はどうゆう天候なりや
ローマの夏
憂いに満ちた日々の後
友人とヨーロッパへ出かける
パスポートの写真が色黒で
アジア人とゆう感じだ
コペンハーゲン経由でローマに
向かった
ダビンチ空港からバスでテルミーニ駅着
近くのホテルに泊まる
ホテルの部屋には
観音開きのガラリ戸があり
夏の暑さを凌ぐ
そして駅の前一帯はぴんころ石でおおられている
其処をジプシーの子供が走る
長い歴史はその石に轍の跡を刻む
ゲーテの馬車も其処を通ったであろうか
そしてモーツアルトも
友人とヨーロッパへ出かける
パスポートの写真が色黒で
アジア人とゆう感じだ
コペンハーゲン経由でローマに
向かった
ダビンチ空港からバスでテルミーニ駅着
近くのホテルに泊まる
ホテルの部屋には
観音開きのガラリ戸があり
夏の暑さを凌ぐ
そして駅の前一帯はぴんころ石でおおられている
其処をジプシーの子供が走る
長い歴史はその石に轍の跡を刻む
ゲーテの馬車も其処を通ったであろうか
そしてモーツアルトも
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