私の詩文庫
2019年8月7日水曜日
二個と鈴なりの柿
朝部屋を出る
すぐ目の前に広がる風景
冬枯れの前の秋色
そこに置かれた二本の柿の木
一本には二個の柿
もう一本には鈴なりの柿
この差は野鳥の好みか
好まれれば二個嫌われれば鈴なり
そして残り物を食べる人はいない
二個の柿が落ちた時に冬がやってくる
はっきりと
そしてある日一個となり
霜が降りた
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