私の詩文庫
2019年2月13日水曜日
フェノメナ<池>
母の実家の近くに、池があった。水の澄んだ奇麗な池である。池の縁に
紅葉の木が生えていた。縁に生えているせいか、根がむき出し一部水没している。その水没している根元に、カエルの卵が見えた。透明な直径
3cm位の管にぽつりぽつりと黒い点が見える。黒い点一つがオタマジャクシ一匹になるのであろう。その池は実家の脇を流れている河の水源地
であった。母はその河に流されて嫁にきたかのようだ。
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