2018年12月27日木曜日

愛と悲しみ、嘆きの聖母子像(ピエタ)

       
          

        友あり遠方より便りあり
        ピエタ像がいたずらされたと
        後日他の友と連れ立って
        バチカンを訪れる
        友は『あの忌まわしい事件』と
        便りを呉れたが
        今は直っている
        ガラスケースの中の像は
        何とも云えぬ出来映え
        愛と悲しみを漂わせて
        マリアがいる
        そしてキリストの像は
        5cm位の刺で覆われている
        『直接の死因ではない感じで』
        マリアの膝に横たわるキリストは
        安住の地を得たかの様だった
       

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