散歩の途中立ち寄る小公園あり
中央に東屋があり
そこのベンチに腰掛けると
ひだりてに
クローバーが群生している
当然そこには
四葉のクローバーがある確率で存在する
そこで目を凝らすことになる
昔は目を凝らす程に三つ葉ばかり
祈るような気持ちで探すのは
四葉のクローバー
4枚程見つけるのだが
その瞬間
視野の中で四葉にだけ焦点が当たる
その確率とはどのくらいであろうか
祈る様な気持ちがその確率を上げたかのようだ
ハンガーで休んでいる防寒具の枚数が増えた
窓辺に座っている
僕の心はちょっぴり
楽しげである
冬が去った
妹に実家の様子を尋ねる
三寒四温、お彼岸と過ぎ
ソメイヨシノ満開の報に接するはずだ
そして
母の墓参りは一か月後に決行
紅梅、梅、河津桜と見納め
三寒四温の最中木蓮が咲いた
去年はポストソメイヨシノだったのに
今年はプレソメイヨシノとなった
花咲く順の
番狂わせ
が起きたらしい
デイサービスの送迎車のなかで
桜は六分咲きだった
曇天の多いこの頃
紫陽花が風情を添えるが
梅雨明けが待ち遠しい
陰影がクリアーに出ない風景
平板だ
雲間からたまには日射しが差し込み
モノトーンの雲が強調される
コントラストの強い夏の風景が待たれる
遠い記憶の中を探ると
挿絵となっている木蓮
文学の香りたなびかせ
肉厚の花弁が存在感を示す
花咲く順といえば
ポストソメイヨシノ
何時も通うポラリス(通所リハビリ)の
脇の家でたわわに咲く
花言葉は<自然愛、恩恵>
24日に上野公園満開
八王子は都心より3度程気温が低いので
7日間程遅れて3月31日頃か
上野公園はコロナウィールスの影響で場所取り
は無いらしい。ベンチに腰を下ろしての
さみしい花見。
メ-ル交換しているお年寄りから花便りが届く
近所の公園で河津桜が満開とのこと
ソメイヨシノと比べてピンク色が鮮やかだ
ボリューム感もある
ソメイヨシノ満開の報まで今一息