私の詩文庫
2019年11月23日土曜日
春夏秋冬
春
自然が芽吹き
花弁が開き
蝶が舞う
カメラ持ち出し
チャンスを狙う
夏
日はカンカン照り
日傘なしでは
外出無用
秋
空気が澄み
奈良の都を思い出す
冬
中央線に乗る
凍てつく山波美しき
立ちはだかる山波よ
鉛筆のような人形
紫煙の部屋
アンティークな部屋
詩人は煙草を燻らせる
グリーンの中の青空
ここが大都会の中か
青空の地に高層ビル群が図となる
豊かな緑が首を絞める
そして噎せかえる
薄暗がりの握手
公園の中の浮浪者と
美女が握手をする
薄暗がりの中
鉛筆のような人形
薄暗がりの中の美女は
鉛筆の様な人形であった
2019年11月14日木曜日
不思議
昔私は多摩川で釣りをした
その時使ったエサが
さし
と呼ばれていた
早い話蛆虫で綺麗な所で育ったものである
ある時瓶に詰まった一匹の
さし
が綺麗な蠅になった
酸素供給は小さな瓶の中身だけで
スピン
夕焼けの里で
朝焼けを見た
オレンジ色に照り映えて
雲が光る
横から入る光は
家々を輝かせた
そして午後一時くらいから
私の部屋は温まる
太陽エネルギーの
強さを悟る
テレビでは
原発反対の
シュプレヒコールが上がる
この国のエネルギーは
この先どうなるのか
日が変わる
例えば今日明日の違い
それも太陽系内の
地球の自転によるか
闇が迫れば
夕焼けを残して
太陽が消える
宇宙船地球号は
スピンしていた
ハイスクール時代
人が青春時代と呼ぶのは
何時の事だろう
私はハイスクール時代をそう呼んでいる
スポーツに熱中し
やけに広い青空があった
ジャスパージョーンズのハイスクール時代という作品が
あった
それがユーモラスなobjで
たびたび思い出す
それはブロンズなんだが
靴のつま先部分に丸い鏡が埋め込んであった
何故か誰かがやっていたような気がする
晩秋の興
落ち葉落ちし
晩秋の
部屋にこもりしはもったいなし
外に出れば
アスファルト多き街中
コンビニで
コーヒー一杯飲みし
歩道に落ち葉落ち
踏みつけられ
痛々しき秋の成果
木漏れ日の部屋
西日の射しこむ部屋は
最高だと
友が言う
緑の色濃い
林があるのか
その木漏れ日が
部屋を彩る
部屋は斑模様の
光に満ちる
溢れ落ちた日の光
密やかに
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