2019年8月15日木曜日

庭のプラタナス

小さな小さなとき
私は3本のプラタナスの葉陰で育った
2本使えばハンモックで寝る
後は子守の背でねる
長じてみればそこは物干し場と化した
師走も押し詰まると
枝降ろしが私の役目
それを終えた時
晦日の安息
正月来るぞ待つぞ
少年時代

庭の銀杏

昔々
大きい銀杏
何故ここにある
その太さは2人で抱えるか
秋来る折枯葉散る

さらさらと

その黄色は絵の具で出るか
鮮やかな黄色
暫らく後に消える掃き清められて
 
ざわざわと

天空光

天頂を中心に広がる
雲の広がり
遥か地平線までも
その中にすっぽり収まる
天空光
光の強さはどこまでも均質だ
四季あれば
どの季節が似合うだろうか
梅雨空のどんよりする空とは
違う
春先の曙か

2019年8月14日水曜日

冬と夏

冬に期待するもの
精粋さと言葉にしてみた
まるで雨で汚れ落ちした
空気を求めるよう

昔々白馬岳に登った
登山口から2時間でついた
大雪渓の空気がそれか
 
大雪渓にはクレパスあり
落石あり
頂上に着き山小屋あり
そこで落石による訃報をを聞いた

幼き少年は笑っているだけだった

凪

浜にてのおしゃべり
二人での会話が途切れる
凪
つゆとも気づかず

凪の持つ静けさ
赤道直下における
凪

先行き待つものは?

難破船

アパートの一室
たまに外に出て
外気と馴染む
三等船客の住人は
近くのコンビニの常客だ
国の行く末なんて文字化できない
見上げれば電線が青空を二分し
上が八分で下が二分だ
いつも気になる電柱
無くなることは永遠にない

この辺は郊外だ
青空と曇りの数をたしても
365日にならない
その他の日、雨雪
その日がきつい
しかし雨は何かを流してくれる
雪は綺麗だが
貧相だ

ふと故郷を思えば
青空が広い

2019年8月8日木曜日

無題

齢を重ね
日々の暮らしと面接をし
選んでゆくもの
減らず

勿論意義のある
人生の目論見

それを携え
やるべき事が出てきたか