天頂を中心に広がる
雲の広がり
遥か地平線までも
その中にすっぽり収まる
天空光
光の強さはどこまでも均質だ
四季あれば
どの季節が似合うだろうか
梅雨空のどんよりする空とは
違う
春先の曙か
冬に期待するもの
精粋さと言葉にしてみた
まるで雨で汚れ落ちした
空気を求めるよう
昔々白馬岳に登った
登山口から2時間でついた
大雪渓の空気がそれか
大雪渓にはクレパスあり
落石あり
頂上に着き山小屋あり
そこで落石による訃報をを聞いた
幼き少年は笑っているだけだった
浜にてのおしゃべり
二人での会話が途切れる
凪
つゆとも気づかず
凪の持つ静けさ
赤道直下における
凪
先行き待つものは?
アパートの一室
たまに外に出て
外気と馴染む
三等船客の住人は
近くのコンビニの常客だ
国の行く末なんて文字化できない
見上げれば電線が青空を二分し
上が八分で下が二分だ
いつも気になる電柱
無くなることは永遠にない
この辺は郊外だ
青空と曇りの数をたしても
365日にならない
その他の日、雨雪
その日がきつい
しかし雨は何かを流してくれる
雪は綺麗だが
貧相だ
ふと故郷を思えば
青空が広い
齢を重ね
日々の暮らしと面接をし
選んでゆくもの
減らず
勿論意義のある
人生の目論見
それを携え
やるべき事が出てきたか
冬近づくにつれて
山岳地帯は雪を被り
冬のただなかでも
遠目では変わらず
凍てつく空気を通し
山並みは屹立する壁だ
平面を二分すしその向こう側には
なにがあるのか
その山並みは石をカットしたようだ
中央線は山梨へ入ると
勝沼駅がまっさらの地面
背筋が少々寒くなる
その昔はワインの産地として
知られたのに
事情が分からず
八ヶ岳が目的地とすれば
道すがらの風景
寒々とし
それでも山並み美し
山並みの美しさは日本離れをし
富士の山より美し
暗きトンネル抜けて
ハッとするは<雪国>ばかりでは無く
人の心にありし
この構図を使いし作品
数多きと思いし
辛き心の先に希望なくば
人は生きられぬ
昔昔光あふるる世界があった
いつも晴天と勘違いする
天気があった
現実と思い出の交錯
思い出と意識の中で
探索し
和歌ができた
字数を増やして
詩ができた
私の進行中の現実は
意識中に現実があるか
現実の中に意識があるのか
そのような事実認識は対立なく
私の中にある