2019年1月25日金曜日

秋の日



          秋の日

      今日は秋の日
      一日一日秋が深まりつつ
      今日は秋の日
      空気はひんやりして冬まじか
      太陽光線が肌を刺す
      未だに紫外線が肌を刺す
      未だに紫外線が強い一日
      
      今日看護学生が来てくれた
      マンネリ化した一日が消えた



      

秋の蝉

          

          秋の蝉

       晩夏あるいは初秋
       蝉が鳴く
       目の前のプラタナスの幹に
       へばりつくかヒグラシが
       夏からたすきを渡された
       アンカーだ
       ふとプラタナスの遥か向うを思う
       日本の象徴フジヤマが
       腰を据えてるはずだ
       その右手に夕焼けの里がある
       そのあたりに今住んでいるらしい
       今に時を移せば
       蝉の鳴かない世界に生きる
       夕焼けはあっても       
       

2019年1月7日月曜日

夏の日



            夏の日<その1>
     
       目の前の草むらの脇に
       笹が束になり広がっている
       それを見ると実家の庭に出る
       トカゲを思い出す
       戸袋の下にきつい日差しの中
       サボテン間をトカゲが這う
       ちょろちょろと
       その動きは目の動きに似て素早い
       はるか上空には
       入道雲が光る
       思いは遠く異国の地を思い
       目の前のトカゲ一匹を思う

       ふと目を上げると
       鯉のぼりの泳いでいた場所が
       空だ
       その向うに青桐が高くそびえる
       青桐は成長が早く
       他の二本と丁度よく並んで
       三本が天を突くようにそびえる
       左から青桐、欅、樫の木と

       葉は一定のリズムで風に舞うかのよう
       表裏を見せつける
       ぴかぴかと
              <その2>   
                       
       小さな入り江にテントを張った
       半島の夏
       キャンプをしようというわけだ
       そして目の前の海水は役に立たず
       真水を求め
       入り江から少しあがった所、道路迄でる
       其処には水道が来ていて真水がでた
       海の脇とはいえ真水が不可欠という訳だ
       
       南海の赤道直下漂流する一隻のボート
       そこにも真水が不可欠だ
       凪の中
       漂流を続けるボート
       帆は役に立たず
       どこへ行くのか
       偶然発見されるのを待つばかりの運命か
       様々な夏の日

               


      
    
  

2018年12月27日木曜日

野分の後

   
           野分の後

        列島を巻き込んだ雨の嵐去る
        台風一過の空
        今年は騒々しい
        澄んだ青空を目撃したが
        すぐに低気圧で崩れた

        テレビで見る
        直撃された島々
        壊された庭の数々
        それが今年の野分後

        ふと古典文学との違いを思う  

秋の空気

          秋の空気

       澄んだ空気が体に滲み込む
       シャツをもう一枚着込めば
       丁度良いという感じだ
       
       太陽が窓を照らす
       絹地のカーテンが光る
       窓の向こうの崖をグリーンが覆う
    
       透明感溢縷々それらは
       この部屋を明るく照らしている
       そして
       部屋の中にいる僕も
       明るく照らされている
    

風光る

            
            風光る

        春の陽光の中そよそよ
        風吹き渡る
        木の葉の裏表
        点滅するよ
        光を反射し
        点滅するよきらきらと
        遠目に見える海面のように