2021年3月28日日曜日

祈り

散歩の途中
立ち寄る小公園あり
中央に東屋があり
そこのベンチに腰掛けると
ひだりてに
クローバーが群生している
当然そこには
四葉のクローバーがある確率で存在する
そこで目を凝らすことになる

昔は目を凝らす程に三つ葉ばかり
祈るような気持ちで探すのは
四葉のクローバー

4枚程見つけるのだが
その瞬間
視野の中で四葉にだけ焦点が当たる

その確率とはどのくらいであろうか
祈る様な気持ちがその確率を上げたかのようだ


去り行く冬

ハンガーで休んでいる防寒具の枚数が増えた
窓辺に座っている
僕の心はちょっぴり
楽しげである
冬が去った
妹に実家の様子を尋ねる
三寒四温、お彼岸と過ぎ
ソメイヨシノ満開の報に接するはずだ
そして
母の墓参りは一か月後に決行

2021年3月27日土曜日

番狂わせ

紅梅、梅、河津桜と見納め
三寒四温の最中木蓮が咲いた
去年はポストソメイヨシノだったのに
今年はプレソメイヨシノとなった
花咲く順の
番狂わせ
が起きたらしい
デイサービスの送迎車のなかで
桜は六分咲きだった

2020年6月28日日曜日

曇天

曇天の多いこの頃
紫陽花が風情を添えるが
梅雨明けが待ち遠しい
陰影がクリアーに出ない風景
平板だ
雲間からたまには日射しが差し込み
モノトーンの雲が強調される

コントラストの強い夏の風景が待たれる

2020年5月7日木曜日

木蓮

遠い記憶の中を探ると
挿絵となっている木蓮
文学の香りたなびかせ
肉厚の花弁が存在感を示す
花咲く順といえば
ポストソメイヨシノ
何時も通うポラリス(通所リハビリ)の
脇の家でたわわに咲く

花言葉は<自然愛、恩恵>

2020年3月25日水曜日

ソメイヨシノ満開の報

24日に上野公園満開
八王子は都心より3度程気温が低いので
7日間程遅れて3月31日頃か
上野公園はコロナウィールスの影響で場所取り
は無いらしい。ベンチに腰を下ろしての
さみしい花見。

2020年3月21日土曜日

河津桜満開の報

メ-ル交換しているお年寄りから花便りが届く
近所の公園で河津桜が満開とのこと
ソメイヨシノと比べてピンク色が鮮やかだ
ボリューム感もある
ソメイヨシノ満開の報まで今一息

2020年3月20日金曜日

寺院

横殴りの光が
アパートの脇の寺院を照らす
軒の影が一部除いて消え失せる
妻壁全体が朝日で照り映える
この寺院の北側の塀際に
紅梅が春を告げる
花咲く順の第一弾

2020年2月2日日曜日

花咲く順

正月気分抜けて早二月
真向の寺の戸境
紅梅あり
何時咲くやら
この辺一帯に見受けられる花々の
花咲く順は紅梅でスタートか
そして冬から春にかけて  椿
梅 桜 八重桜 紫陽花 
と続く
これらの花々は目立つ存在なのだが
それぞれの合間に畑を彩る
パンジーなどが咲いている
小さな花々を挙げればきりがない

2020年1月20日月曜日

my room

6畳間の壁にコート類ジャケット類が
ハンガーで吊るされている
黒か紺系でまとめた時代が去り
カーキー色が登場
中綿ジャケットと
ジャンパーがそうなった
今年は暖冬故ロング丈のオーバーコート類
は出番なし
中綿ジャケットはデニム地で仕上がり
結構温かい


2019年12月22日日曜日

現在 過去 未来

常に過去でしかない今
それが時の流れをつくりだす
時の流れは過去を集積化させ
瞬間的な今は過去への始まり

過ぎ去りし時間の
圧倒的多さに
気の重い昨今
過行く時は今年だけではない
生まれしときより今迄
過ぎ去った過去がある
過去の集積
生きた証
その量は年齢にほぼ等しい
 
未来はは永遠の謎
<明日の同時刻>
は24時間後の未来で
毎日やってくる未来か
永遠にやってこないか
どちらかだろう  



2019年11月27日水曜日

花物語

一輪挿しがトイレを飾る

床の間に花を生ける
庭にドウダンの花が鈴なり

生垣には花のマチエール
カーポートにはお天気草が咲く
花が語る
花が語る
花の持っているシチュエーション

ある時盲腸炎で入院した
部屋の隅が花で飾られる

目の前に
目の前に

花がある

昔昔老人が灰をまいた
花を支えるカリウム

またある時庭で新聞を燃やした
バラの根元に灰をまく
咲き乱れていたバラが
清楚な感じになり
忘れるころ咲いていた

パイプ

紫煙と競って
香りが拡散する
マグリットがパイプに言及する
絵画を見れば
多重的な構成
その構成は
キャンバスを砕く
コスモスだから

群衆

都会のホテル
一人閉じこもる
喧噪の中
部屋の窓から見えるのは
ドームに行きかう
人々の群れ
人生のテーマを考えさせる
親しき物何も無き世界で

曇天多しこの地方
晴れ曇り雨
比率は如何
それぞれ
体に浸み込む天候よ
神の采配感じつつ
晩年を過ごすか
バスは何時ものように走り
人の技と自然の技ありて
十全
それで体がもつのかや

2019年11月23日土曜日

春夏秋冬

     春


自然が芽吹き
花弁が開き
蝶が舞う
カメラ持ち出し
チャンスを狙う


     夏


日はカンカン照り
日傘なしでは
外出無用


     秋


空気が澄み
奈良の都を思い出す


     冬


中央線に乗る
凍てつく山波美しき
立ちはだかる山波よ

鉛筆のような人形

    紫煙の部屋

アンティークな部屋
詩人は煙草を燻らせる


    グリーンの中の青空

ここが大都会の中か
青空の地に高層ビル群が図となる
豊かな緑が首を絞める
そして噎せかえる

     
    薄暗がりの握手


公園の中の浮浪者と
美女が握手をする
薄暗がりの中



    鉛筆のような人形


薄暗がりの中の美女は
鉛筆の様な人形であった

2019年11月14日木曜日

不思議

昔私は多摩川で釣りをした
その時使ったエサが
さし
と呼ばれていた
早い話蛆虫で綺麗な所で育ったものである
ある時瓶に詰まった一匹の
さし
が綺麗な蠅になった
酸素供給は小さな瓶の中身だけで

スピン

夕焼けの里で
朝焼けを見た
オレンジ色に照り映えて
雲が光る
横から入る光は
家々を輝かせた
そして午後一時くらいから
私の部屋は温まる
太陽エネルギーの
強さを悟る

テレビでは
原発反対の
シュプレヒコールが上がる
この国のエネルギーは
この先どうなるのか
日が変わる
例えば今日明日の違い
それも太陽系内の
地球の自転によるか

闇が迫れば
夕焼けを残して
太陽が消える
宇宙船地球号は
スピンしていた